リスティング広告の広告文の書き方
まとめ
- 広告文はあくまでもユーザーと自社サイトをつなぐ架け橋でしかない。
- 文章をただ考えるのではなく、実際に検索して表示されている広告とサイトをよく見る。
- 基本テクニックを押さえる。(下記参照)
リスティング広告の広告文とは
リスティング広告の広告文はテキストだけで構成されており、タイトル15文字、説明文38文字(19文字×2)という文字数の制限があります。正直、文字数の制限がありすぎて、どのようにして作ればいいのか分からない方もいらっしゃるかと思いますので、そのコツについて書きたいと思います。
実際に検索している人の気持ちになる
例えば、ダイエットをしたいと思って「ダイエット 方法」で検索している人がいたとします。そこでタイトルに「商品名だけ」と「簡単ダイエットの方法を教えます」が並んでいた場合どちらの方がクリックされるでしょうか?正解は、よほどCMを大量に打ってでもいないかがり後者になります。
このように、自社が打ち出したいものだけを広告文にしてしまうと検索している人のニーズとはかけ離れてしまいます。あくまでも広告文はユーザーのニーズと自社サイトをつなぐ架け橋でしかないので、ユーザーの気持ちを汲んだ広告文を作りましょう。
ユーザーの気持ちを汲み取るためには
上記でユーザーの気持ちを汲み取ると書きましたが、正確かつ客観的に行うことは困難なので、一つヒント出したいと思います。
実はとても簡単な方法なのですが、それは「自然検索で上位表示されているサイトの表現を取り入れる」です。Googleは検索ユーザーのニーズにマッチしたサイトを上位表示するようにしているので、必然的に上位表示されているサイトはユーザーの気持ちと合致したものになっていると言えます。
検索結果の画面はショーケースと一緒
また、広告文は競合企業のものと並べて表示されていることを忘れてはいけません。当然ですが、同じ表現の広告文が並んでいれば上位表示されているものからクリックされてしまうため、予算的に上位表示が難しいのであれば競合企業との差別化を行う必要があります。
基本テクニック
ここまで考え方を中心に書いてきましたが、基本のテクニックも下記に書いておきます。
- 検索キーワードと同じ文言が広告文に入っているとクリック率が上がる
まずシステムとして同じ文言が入っているとその箇所が太文字になるということもありますが、単純にユーザーが自分のニーズと合致していると思いやすいためです。
- タイトルと説明文では、タイトルの影響力の方が圧倒的に大きい
特にスマホで顕著ですが、ほとんどの人がタイトルしか読まない傾向にあります。実際に検索画面を見て頂けると分かると思いますが、説明文はまったく目立っていません。
- 強調表現や行動を促す文言があった方がクリック率が上がる
GoogleとYahoo!それぞれで入稿規定が異なりますが、〈〉などのカッコを使用するとクリック率が上がる傾向にあります。また、「クリック」や「申し込む」など行動を促す文言も有効です。