市場動向、市場規模
携帯電話端末は、大きくはガラケー・フューチャーフォンと呼ばれる日本独自規格の端末とスマホ・スマートフォンと呼ばれるPDAタイプの端末に分類されます。
2007年にアップルがiPhoneを投入してから日本でもスマートフォンの普及が進み、2012年には50%近い普及率となっています。
日本国内の携帯電話端末は、携帯キャリア(ドコモ、ソフトバンク、auなど)がメーカーから端末を買い取る世界的にも珍しい業界構造で国内メーカー中心でしたが、近年はグーグルのAndroid搭載のサムスン電子やアップルのiPhoneが急拡大しているため市場構造に変化が起きています。
市場規模は調査会社のMM総研の調べによると2014年は3828万台を出荷しており、下記の通り減少推移が続いてます。
2012 | 4375万台 |
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2013 | 3941万台 |
2014 | 3828万台 |
参考資料
2014年国内携帯電話端末出荷概況 - 株式会社 MM総研
スマートフォンを初めとした主な情報通信機器の普及率の変化と予測 - マーケティングハック
その他会社四季報など
上位企業の状況
国内及び世界の上位企業はアップル、サムスン電子となっています。
国内の大手は富士通モバイルコミュニケーションズ、シャープ、ソニーモバイルコミュニケーションズ、京セラ、パナソニックモバイルコミュニケーションズ
海外では上記にあげたアップル、サムスン電子以外ではノキア、ZTE、LGエレクトロニクス、ファーウェイ・テクノロジーズ、TCL、ブラックベリー、モトローラ・モビリティ、HTCなどが上位企業として存在しています。
(2015年2月時点)