スマートフォンを初めとした主な情報通信機器の普及率
総務省の行っている主な情報通信機器の普及状況(総務省|平成25年版 情報通信白書|主な情報通信機器の普及状況(世帯))によると2011年と2012年の普及率は以下の通りです。
機器名 | 2011年普及率 | 2012年普及率 |
---|---|---|
携帯電話 | 94.5% | 94.5% |
固定電話 | 83.8% | 79.3% |
パソコン | 77.4% | 75.8% |
スマートフォン | 29.3% | 49.5% |
スマートフォンが普及する事でなにがおこるのか
主な情報通信機器の普及状況の変化を見ると携帯電話(スマートフォン含む)の普及率に変化はなくほぼ全世帯が保有していることからこれ以上の拡大はないものと考えられます。
一方でスマートフォンの拡大に伴って、固定電話やパソコンの普及率の低下が目立ちます。
固定電話は携帯電話だけで十分という若年層が増えている影響によるものですが、近年はWEB上でのメール、情報収集、購買などが全てスマートフォンで行える事からパソコンを持たないという層も女性を中心に増えている傾向にあります。
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今後はスマートフォンの処理能力や通信能力が向上するに従ってさらにスマートフォンだけしか使用しないという傾向が強まると予測されます。
そうなると固定電話や携帯電話といったハードだけでなくインターネット回線の契約も減る可能性があります。