WEB広告の半分は無視されているという事実と対策を考える
WEB広告の半分は無視されている
どうしたら見てもらえるのか?
この結果を受けて「そんなもんだ」と割り切るのもいいかもしれませんが、少し対策を考えてみました。
バナーのテクニック論で言うと、人の視線は左上から左下に動くので左上に目を引くギミックを入れる、人の顔に反応しやすいからなるべく大きく、などがありますが、これは良くある手なのでそれでも半分見られていないと考えるべきです。
作業効率が悪いのを承知で言いますが、「どうしたら見てもらえるのか」を究極的に突き詰めるなら配信先ごとに表現を変えるべきだと思います。
配信先のことを忘れていないか?
WEB広告は膨大な数のサイトに対してネットワークを通じて広告を配信しているため配信先を見るということはほとんどないと思います。※データで配信先ごとの効率を見ている人はいると思いますが、ここで言う「見る」とはサイトそのもののことです。
バナーに関しても作る時は、「このサイトに掲載されたら?」と特定のサイトを想定することは純広でもない限りないのではないでしょうか。
サイトは多種多様
特定サイトを意識しないことが多いですがサイトのデザインや構造は全て違います。以前、効果の悪いバナーがある掲載面でだけ効果が良かったので見に行ったところバナーの色調と反対色となる色でデザインの大半が占められていました。色やギミックなど、そのサイトの中だからこそ目を引くものが個別に使えればもっと広告を見てもらえるようになると思います。
具体的な対策例
- 色調を反対色にして目立たせる。
- そのサイトには絶対にないものを配置して意表を突く。
- あえてデザインを似たものにして内容をサイトに関連させる。
三番目はネイティブ広告の考え方に近くなりましたが狙いは一緒です。全てに実施するのは無理でも配信ボリュームの大きい掲載面だけでも対策できたら変わると思います。