マーケティングハック

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スライダー・カルーセル・ローテーションバナーの効果(スマホサイト)

スライダー・カルーセル・ローテーションバナーとは

アップルのサイトに代表されるようなファーストビューエリアにスライド式の画像が表示されているものをスライダー、又はカルーセル、ローテーションバナーと言います。
※2015年1月現在ではフィーチャーボックスを採用しており、随時テストが行われているようです。

スライダー・カルーセル・ローテーションバナーが採用される理由

一番多いのはスマートフォンの限られたエリアの中で多くの情報を伝えたいということが多いのではないのでしょうか?
ただし、スライダー・カルーセル・ローテーションバナーにはデメリットもあると指摘する声もあります。

スライダー・カルーセル・ローテーションバナーのデメリット

1.バナーブラインドネス効果が発生するリスクがある
人は無意識のうちにサイト内にある広告を無視しようとする傾向があります。
そのため伝えたい情報を詰め込んでいるはずなのに無視されてしまうリスクがあります。
脈絡のない内容を続けると、より広告風に見えてしまう可能性が高まるので採用するにしてもストーリーを持たせるなどの対策が必要です。

2.自動スライドの間隔次第で不快感を与える可能性がある
バナーの内容次第で読み込める時間は変わります。その内容が一定であれば問題ないですが、読み込むのに時間がかかるのであればユーザーが読み込む前にスライドが移動してしまい不快感を与えます。

3.スライドを表示する順番や量が適切でないと伝えたい内容が伝わらない。
当然ですが表示される順番にクリックされる回数は変わります。また最初とそれ以外でも大きな違いがあります。
またメッセージが多すぎるとユーザーは全てを認識できません。伝えたいメッセージは極力厳選しましょう

スライダー・カルーセル・ローテーションバナーの注意点

「まとめ」でもありますが、重要なのは「なにを伝えたいか」次第です。
人間は動くものに反応するため、サイトで一番伝えたい内容が適切に表現されているのであればスライダー方式の表現でも問題ありません。
しかし、単にメッセージを絞りきれていないのであればスライダー方式はデメリットが大きいので採用すべきではありません。