SWOT分析とは
SWOT分析のSWOTとは、強み（Strength）、弱み（Weakness）、機会（Opportunity）、脅威（Threat）の頭文字のことです。
用途としては企業が戦略を立案する時によく使用されており、事業の内部環境と外部環境をプラスとマイナスの面で分類し、そこから目標を達成するための戦略を練ります。
具体的な使い方としては下図の様に2×2のマトリクスにして使用されるケースが多いです。
どのようにしてSWOT分析をするか？
SWOT分析は目標達成のためのフレームワークですから、以下の様な考え方で各項目を埋めていきます。
- 強み（Strength）
目標達成のために生かせる強みは？
具体例：商品開発スピードが速い、市場への影響力、営業人員が豊富、など
- 弱み（Weakness）
目標達成の邪魔をする弱みは？
具体例：収益力が弱い、人件費が高い、優位性のある原料を確保出来なかった、など
- 機会（Opportunity）
目標達成のために使える機会はどれだけあるか？
具体例：外国人観光客の増加、取引先のキーマンが自社に好意的、など
- 脅威（Threat）
目標達成の障害となる脅威はどれだけあるか？
具体例：人口減少による市場縮小、代替製品への需要の移動、WEB上での悪評、など
これらの項目は単体で戦略を練っても良いですが、「強み×機会」で積極攻勢のための戦略を用意しても良いですし、「強み×脅威」で競合も同じ様な脅威にさらされる中、強みで脅威を機会に変える戦略を用意する、と言ったようにクロスして使用しても構いません。
