マーケティングハック

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カールスバーグの夢のような看板を利用した情報拡散|企業のマーケティング事例

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出展:http://fold7.com/blog/work/probably-the-best-poster-in-the-world

夢のような看板

蛇口をひねるとビールが出てくる。酒好きなら誰もが一度はしたことのある妄想ですが、海外の大手ビールメーカーのカールスバーグがそんな妄想を叶える面白いOOH広告(屋外広告)を展開しています。

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出展:http://fold7.com/blog/work/probably-the-best-poster-in-the-world

この画像の通りポスターの中心にビールのサーバーが設置されており、誰でも無料で注ぐことができるというものです。
当然、通りすがりの人が食いつき、SNSで情報が拡散して行列ができたそうです。

SNSが普及したからこそできる試み

SNSが登場する前にこのようなキャンペーンを展開したとしても事前に大手のメディアに取材交渉しておかないと、まずニュースにならなかったでしょう。
しかし今はリアルタイムで位置情報付きで情報の拡散が容易なため連鎖的に集客が可能で、しかもSNSでの盛り上がりを見たメディアの取材も期待できます。

大事なのは共有したいと思わせること

ただビールをサンプリングするのでは誰も情報を共有してくれません。
しかし、看板に書かれている「Probably the best poster in the world(おそらく世界で最高のポスター)]と洒落っ気たっぷりのコピーは思わず「面白いポスターあるよ」と共有したくなります。
押し付けるのではなく自発的な情報拡散を仕掛けたのが成功の要因だと思います。