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音楽の業界地図・市場規模・企業分析

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音楽の業界地図・市場規模・企業分析

厳しい音楽市場の動向

音楽業界は1998年をピークに市場は縮小し続けている状況が続いています。特に市場の多くを占めるCDなどの音楽ソフトは長期低迷が続いています。
2012年にAKB48などのアイドルが活動したことで一旦は上向きましたが、その後はあまり奮いません。
上位企業陣の戦略を見てもライブ公演や映像配信事業へ注力の軸を移しつつあり、縮小する音楽市場以外の部分で活路を見出そうとしています

市場規模推移

市場規模は日本レコード協会の各種統計で確認することができます。
CDなどの音楽ソフトに加えて有料音楽配信も厳しい状況が続いており、ガラケー時代の「着うた」に変わるコンテンツをスマホでは提供できていないのが要因のようです。

上位企業

まず、世界全体の音楽シーンに影響を与える3大メジャーとしてユニバーサルミュージック、ワーナーミュージック、ソニー・ミュージックエンタテインメントがあり、日本でも同様に大きな影響力があります。
そのほか国内ではエイベックス・グループ・ホールディングス、JVCケンウッド、ビクターエンタテインメント、テイチクエンタテインメント、フェイス、日本コロムビア、ポニーキャニオン、キングレコードなどがあります。
流通系では新星堂やローソンHMVエンタテインメント、タワーレコードが実店舗を展開し、通販ではアマゾン、レンタルではカルチュア・コンビニエンス_クラブなどが有力企業です。

まとめと将来予測

YouToubeやiPodの登場で日本人の音楽の購入に対する考え方が大きく変わってしまったことが市場が縮小する要因だと思われます。特にスマホがメインユーザーである若年層に普及してしまったため、ちょっと聞きたいていどであれば無料で視聴できてしまうことはとても大きく「無料コンテンツ」の枠からいかに出て、収益を上げる手段を確立しなければ今後も苦しい状況が続くと思われます。

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