世代間でWEBコンテンツへの接し方が違う
元ネタはこちらです。moz.com日本語訳はこちら。web-tan.forum.impressrd.jp
日本語訳では触れていませんが米国のSEOコンサルティング会社が作成した米国の統計のようですね。
また世代が米国基準なので日本人には分かり難いですが、要は20~38才、39~50才、51~69才の区分別でWEBコンテンツへの接し方が違いました、ということです。
日本語訳は、ほぼ直訳で意味が分かり難い部分が多かったので少しまとめてみました。
1200人調査データより
ここでは仮に20~38才 = 若者
39~50才 = 中年
51~69才 = 高齢者
と置き換えると、
(1)コンテンツに接している時間
米国では長時間コンテンツに接する人が多い世代は高齢者ですが、一方でまったく利用しない人も多くなっています。
中年と若者はまったくコンテンツに接しない人が少なく、そこそこ接する人が多い。
(2)コンテンツに接している時間帯
高齢者は朝、若者と中年は夜20時以降がピークとなっています。
早朝にコンテンツに接しない割合が低いのは若者と中年の共通する傾向ですが、若者は9時以前はまったく触れません。
(3)デバイス
どの世代もノートパソコンとデスクトップでの接触が圧倒的に多いですが、年齢が高い方がパソコンで閲覧する傾向があります。
一方で、スマートフォンに限っては年齢が高い方が使用率が高まります。
(4)コンテンツのタイプ
世代による違いは少なく、ブログ、画像、電子書籍が好まれています。
また嫌いなコンテンツも学問や勉強系などが共通しています。
(5)コンテンツのジャンル
世代共通でエンターテインメントがトップです。
一方で若者はテクノロジーやスポーツを好み、年齢が高くなると政治や世界のニュースを好んでいます。
日本との共通点と違い
印象としては日本とそこまで大差のない状況だとは思いますが、一つだけ日本はスマホの利用度合に関しては米国と比較にならないほど若年層は圧倒的にスマホに寄っています。Facebookでも先進国の中で日本だけがダントツにスマホの利用率が高いようですし。
その他、日本では家族と相談する必要のある金融、不動産、結婚などのコンテンツは休日にアクセスが伸び、一方でビジネス系は平日に偏っているようです。
まとめ
国が違うので、このデータをそのまま使えるわけではないですが、世代で好むコンテンツ、デバイスが違うことはもちろん、閲覧時間が違うということは共通なのでブログや記事を作る際は意識した方がアクセス数が伸びると思います。