マーケティングハック

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ETA(Expanded Text Ads、拡張テキスト広告)の特徴と導入について


ETA(Expanded Text Ads)とは


2016年のGoogle Performance Summitで導入が発表されたadwordsの新しい広告フォーマットのことで、2016年7月現在は一部の広告主にのみ解放されている機能です。
一般的な広告フォーマットはタイトルが15文字、説明文が19文字が2セットでしたが、ETAはタイトルが15文字の2セット、説明文は40文字となっています。
具体的な表示は以下の画像を参考にしてください。これまでのテキスト広告と比較すると特にモバイルではタイトルのインパクトが違いますね。
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追記:2016/7/29
7月26日から正式に「拡張テキスト広告」としてローンチされました。


ETA(Expanded Text Ads)導入の意図


googleはモバイルファーストの時代に合わせて、モバイル検索内での存在価値を高めるために広告文を約50%増量したとしています。
実際、広告主によってはテスト段階でクリック率が20%上昇したという事例もあるそうです。

捕捉になりますが、今回の新フォーマットの導入はどちらかというと英語圏対策ではないかと思っています。
日本語でも使われている漢字は1文字当たりの情報量が多く、限られた文字数の中でもある程度工夫を凝らした文章を作ることが可能ですが、英語などはアルファベットを複数組み合わせないと意味のある単語が作れません。そのため英語圏の広告文では商品名+価格しか書いていないものも多くみられます。


ETA(Expanded Text Ads)の入稿


ETAは以下の要素で入稿します。

表示URL
タイトル 15文字
タイトル 15文字
Path fields 7文字(任意で2つまで設定可能)

新要素であるPath fieldsは表示URLの末尾に表示が可能で日本語での設定も可能です。
既に実施している広告主のものを見ると意外に目立っていたのでKWやカテゴリー名を入力すると良さそうです。