WEBだけで完結することが難しい電話CV
WEBサイト内で完結する資料請求や問合せであればサンクスページを計測ポイントとすることで、成果を計ることが出来ますが、電話での問合せを成果地点とすると計測の難易度は大きく上がります。
方法としては大きく分けて(1)特定ページへの誘導、(2)タップの計測、(3)有償ツールによる入電計測、となります。
それぞれのメリット、デメリットを踏まえて解説したいと思います。
(1)特定ページへの誘導
こちらの方法は電話のオペレーターが特定のページに誘導することでCVとする方法です。ただし、こちらの方法は電話以外の人に閲覧されてしまうと電話CVかどうかが分からなくなるため、非常に分かりにくい導線を用意する必要があります。そして電話がかかってきたときだけ誘導をかけますが、ユーザーにとってもオペレーターにとっても分かりにくくフラストレーションがたまる方法なのでお勧めしません。
(2)タップの計測
googleアナリティクスなどを使用することでスマホのタップを計測することができるようになります。コストがかからず、さほど難しい設定ではありませんが、誤タップまで計測してしまうため数値がどうしても上ぶれします。
有償のツールで比較したときに最大3倍以上の入電につながっていないタップを計測してしまっていたことがありましたので、参考までに使用するのが望ましいです
(3)有償ツールによる入電計測
広告費が100万円以上、電話の問合せ率が半数を超えるのであれば有償の入電計測ツールの導入をお勧めします。代表的なものは下記のものがあげられますので適したツールを選択してください。
電話の効果を測定|広告効果測定サービス CallTracker®(コールトラッカー)|ペイパーコール|コムスクエア
まとめ
一定規模以上の予算がないと有償ツールの導入は難しいかもしれませんが、意外にPC画面を見ながらの荷電が多かったり、キーワード単位で見ると資料請求につながりやすいものと荷電が多いもので違いがあったり、と発見も多いのでぜひ導入してみてください。