マーケティングハック

マーケティングやビジネスに関する色々について、WEB関連や業界地図、業界分析を増やしていきたいです。

クリック率を重視したタイトル選びの重要性

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タイトルは比較される

検索順位が1番でもアクセス数が増えるとは限りません。
なぜかというとネットでは常に他のコンテンツと並んでタイトルが表示され、比較されているからです。
例えばブログにしても検索画面はもちろんランキングや注目記事一覧、そしてブックマークの中でも複数の登録があるはずなので比較されます。
検索画面では1ページ目の1番と2ページ目では10倍以上選ばれる確率が変わってくるように先頭の方が有利な傾向がありますが、それも絶対ではありません。
そのため、比較されている中でもクリック率(クリック数÷表示回数。表示された回数のうち選ばれた割合)の大きいタイトルを作る必要があります。

SEOを意識したタイトルはクリックされやすいか

SEO(アクセス数を増やすための検索エンジンを意識したテクニック)の基本として検索ボリュームの大きいキーワードをタイトルに入れるというものがあります。
これ自体は「検索ボリュームが大きい=より一般的に使われている言葉」なので、より多くの人が違和感を感じないタイトルが付けられ、クリック率の上昇に寄与します。
ただし、複数のキーワードを狙って「【主婦必見】プロがおすすめの女性が行列を作る洋菓子人気ランキング|関東・東京・目黒編」なんて色々詰め込んだようなタイトルの記事はダメです。
やりすぎると意味不明になり無視されますし、SEO的にも長すぎるとGoogleが記事の需要ワードを選ぶことができなくなります。

クリックされやすいテクニック

過去の傾向から「こうするとクリックされやすくなる」というテクニックが幾つかあるのでご紹介します。

常識を裏切る

「いくら食べても痩せる方法」など読者の常識とことなるタイトルは驚きを与えるとクリックされます。

劣等感や優劣感を刺戟する

週刊誌がよくやる手段ですが、嫌いな有名人の不幸や同情を誘う不幸話などです。ただし、やりすぎると炎上します。

数字を入れる

もはや定番になった感がありますが「〜の5つの方法」など数字が入っているとクリックされやすくなります。
また数字とセットで「〜の方法」や「〜の理由」も有効です。

指名する

「あなたの〜」などが該当します。それ以外にも限定的ですが「資産を増やしたい人のための〜」や「40代女性痩せたい人限定」などターゲットを切り出すと、その層のクリック率が飛躍的に上昇します。

コンプレックスを刺戟する

指名に近いですが、「痩せたい」、「きれいになりたい」などのコンプレックスを解消する内容はニーズがあります。

言葉を強化する

「やせる○○ダイエット」でもいいですが「【日本初上陸!】やせる○○ダイエット」の方が目を引きますよね?
そんな言葉を強化する方法をご紹介します。

記号 【】などで言葉を囲む
お金 割引、無料、お買い上げ特典
悩み解決 〜の方法、術、ノウハウ、テクニック
限定感 新、初、限定、いまだけ
待望 ついに、とうとう
疑問 なぜ、どうして
警告 注意、厳禁
断定 決定版、究極

まだまだありますが、ちょっとの工夫で目をひくのでぜひ使ってみてください。

知らない言葉は使わない

より多くの人に見てもらいたいのであれば、よほど認知度の高いブランド名でもない限り固有名詞を使うのは避けましょう。知らない言葉が出てくると、上の「指名する」の逆で自分とは関係無いと思われてしまいます。

アイキャッチを活用する

写真ありのコンテンツは文字だけのものよりも人の目を惹きつけます。
きちんとアイキャッチを設定するとSNSでシェアされた時やブログのランキングなどでも表示されるので効果的です。
人の顔のアップや子供、動物などが目を引きやすい傾向があります。
また画像下の説明文は最も人の目線を誘導しやすい箇所の一つとなります。

まとめ

タイトルが比較されるということは他の記事との「差別化」が必要だということです。
クリック率を上げる方法を活用することはもちろんですが、ぜひ比較される「検索画面」や「ブログ一覧」を一度見てみてください。実際に比較されるコンテンツを見ると「差別化」すべきポイントが見えてくるはずです。