アフィリエイトって胡散臭い金儲けの方法なのか
アフィリエイトはTVのCMと同じくらいちゃんとした広告です。でも「アフィリエイト」の関連語を調べると「怪しい」とか「稼ぐ」なんて出てきて、どうしても「胡散臭さ」や「お金」のイメージが濃くつきまといます。
たしかにお金を稼ぐ手法の一つであることは正しい認識ですが、アフィリエイトでお金を稼ぐということはテレビ局がCMで広告収入をもらうのとやっていることは実は一緒なんです。
広告手法としては真っ当なはずなのに誤解を受けることが多いので実は違うんだということを説明したいと思います。
アフィリエイトとは
Wikipediaなどの説明を簡単に噛み砕くと「広告が設置されたウェブサイトを閲覧したユーザーが商品を購入すると、サイトの所有者に成功報酬が支払われる仕組み」となります。当然、やみくもに広告を見せても意味がないのでウェブサイトと広告の関連性が重要になり、ウェブサイト側もターゲットの集客に一生懸命になります。つまり30代向け化粧品の広告を設置したいなら、必然的に30代女性が好むコンテンツを増やす必要があるのです。
これって成功報酬かどうかの違いはありますが「ターゲットの集まる場所にお金を出す」という意味では「キユーピーが調味料を売りたいから料理番組にお金を出す」のとなんら変わりませんよね。
アフィリエイトはケーブルテレビ
日本はまだまだ大手テレビ局が圧倒的に強いのでTVCMを流せばそれなりの数の消費者に情報を届けられますが、アメリカの様に膨大な数のケーブルテレビがあって選択肢が無数にあったらどうでしょうか?当然全ての局にCMなんて打っていたら費用対効果が得られない番組も出てくるの、ターゲットが見そうなところを取捨選択していくことになるでしょう。
ネットの世界もアメリカのケーブルテレビ同様にウェブサイトが膨大にあります。つまりターゲットが集まる場所に集中して広告を出す必要があるのです。そして、そのための仕組みの一つがアフィリエイトになります。
アフィリエイトを行っているサイトオーナーはテレビ局の編成であり制作でもある
アフィリエイト広告がTVCMと変わらないということはアフィリエイトの広告が設置されているウェブサイトは一つの「媒体」ということになります。つまり、テレビ局でいう番組表を最終的に決める編成局長や番組の内容を決めるプロデューサーとサイトオーナーの役割や権限は同じなのです。
なにが言いたいかというとアフィリエイトは最終的にはお金を稼ぐ手段ですが、「コンテンツを作り媒体を運営する」ことが本質だということです。
まとめ
広告主側から見ても「アフィリエイトは胡散臭くてコントロールできない」イメージがまだまだありますが、アフィリエイトに出稿すればその商品やサービスに関するコンテンツや媒体を生み出すことにも繋がるので様々な角度からユーザーに接触することができます。ぜひアフィリエイトを単なる「金儲け」の手段ではなく、「媒体やコンテンツを生み出す広告手法」として認識していただけたら嬉しいです。