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店舗集客に成功するたった2つのWEBを使った方法

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少し長いので方法を最初に知りたい方はコチラ
よくある店舗集客の失敗から知りたい方は最初から読んでください。

お客さんが増えなくて困っている人向けの記事

飲食店やサロンを開業したけれどお客さんがさっぱりこない、またはある程度継続してお店を出しているがある程度のところからお客が増えない。
そんな地域に密着したビジネスを展開しているけど、集客方法につまずいている店舗の改善方法をWEBの視点から考えてみました。

定番のクーポン系媒体への出稿だけしかやっていませんか?

まずは店舗集客の定番であるクーポン系媒体についてですが、ぐる○びさんとかリ○ルートさんの営業ってすごいですよね。お店をやっていたら、まずこの人たちの営業を受けないなんてことはありません。
えっ?そんな人たち知らないよ、という人がいたら逆にお店の認知度が低すぎて危険なくらいです。

実際、こう言ったクーポン系の媒体に出稿するとお客さんが増えて効果があります。
しかも営業さんが色々提案してくれて、とても楽です。

しかし「お客さんは増えているけど、どうやらリピーターになる人は少ないぞ」と思ったことはないでしょうか?
クーポン誌は店舗の露出量が桁違いに多いですが、実は「割引などがなければお店にいかない人」の割合がとても多いのです。

そんな「割引目当てのお客さん」は普段安いチェーン店に行っているので、瞬間的にチェーン店から奪ってもいずれチェーン店に戻ります。
また、それが分かっているからクーポン系媒体は利用しないという店舗オーナーもとても多いようです。

失敗から成功を学ぶ

クーポン系媒体に出稿して失敗する理由は大きく2つあります
1つ目は、すでに出た「割引目当てのお客さん」という本来のターゲットと違う客層にアプローチしてしまっていること
2つ目は、露出量は桁違いですがエリアが広すぎる。本来対象にすべきではない商圏にも露出してしまって、そこから一時的にお客さんが集まっているだけなので割引が終わると再び来なくなるということが挙げられます。

ただ、クーポン系媒体が悪いわけではなく「割引目当てのお客さんをリピーターできる」、「商圏を広げたいから広いエリアにも露出を広げたい」という店舗にはうってつけの媒体なので失敗は単にニーズがズレているだけです。

では集客で成功するためにはどうすればいいか?答えはすでに出ています。
失敗の理由である「ターゲット」と「商圏エリア」の設定を正しく行うだけです。

店舗集客に成功するたった2つのWEBを使った方法

地域密着型の店舗に適切なターゲットは「商圏エリアの利用頻度が高い人」か「目的が明確な人」です。
商圏エリアの利用頻度が高ければリピーターになる確率が高く、「女子会」や「落ち着いたカフェ」など割引よりも目的が優先される人たちは値引きしなくても来店してもらえます。
こういったお客さんをWEBで集客するためには2つやるべきことがありますので、それぞれご説明します。

【一つ目の方法】ネット上に看板を出す
路面の看板に数十万円を出す店舗は多くても、インターネットに正しく看板が出せている店舗は少ないのが現状です。
道でお店を探している人の目印になる路面の看板が重要なのと同じ、もしくはそれ以上にインターネット上に看板を出すことは重要です。

看板の出し方は2種類ありますが、一つ目はホームページを開設してください。

たまにホームページを作らない店舗がありますが、そうすると店舗名で検索した時のTOPは口コミサイトになります。
店舗について調べている人が最初に目にするサイトが、いつちょっとしたきっかけで悪口だらけになるかもしれないサイトだなんてぞっとしませんか?

ホームページを開設する場合は、可能であればサーバーを借りて自分でURLを取得してください。無料サービスやブログで代用するのもいいですが、いつそのサービスが終了するかもしれないリスクを背負うことになります。
また同じURLからは基本的に一つの検索結果しか出ないのでアメブロやはてなブログの無料プランなど@以後のURLが共通している無料ブログをホームページ代わりにすることは集客上もっとも下策なので絶対にやらないでください。

なぜ、全て自前で調達することをお勧めするかというとホームページは店舗の貴重な集客源になるので自分でコントロールできる状況の方が有利だからです。
検索結果の順位はサイトの歴史やキーワードの有無が影響するので「新宿のイタリア料理 店舗名」というタイトルで長年ホームページを開設していると店舗名だけでなく「新宿 イタリア料理」で検索した際にも上位に出るようになります。
つまりネット上では古くから看板を出している店舗ほど有利なので、その看板(ホームページ)の所有権は自分にあるべきだ、ということです。
最近では下記のようなクラウドソーシングで依頼すれば数万円でサイトを作ることが可能ですし、サーバーやURLのレンタル料も千円単位でコスト負担は非常に少なくなっています。

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あたりがおすすめです。

看板の出し方の二つ目は、Googleマイビジネスに登録することです。
Googleマイビジネスに登録するメリットはGoogleマップとGoogleの検索画面で営業時間や電話番号まで載せられる点にあります。
登録は、本人確認のためにGoogleから店舗に郵送で認証ナンバーが記入された書類を送られてからになるので時間は少しかかりますが無料なのでぜひやってください。
スマホでの検索機能は進化を続けており、例えば「下北沢で『美味しいイタリアン』と検索する」だけで、GPSが位置情報を取得して近隣のイタリアンを検索結果に表示させるようになっていますが、Googleに店舗が登録されていなければ表示されません。

【二つ目の方法】ターゲットやエリア、時間を限定して広告を出す
ターゲットやエリア、時間を限定して広告を出すための手段としてリスティング広告のGoogleアドワーズがあります。(Yahoo!も同様のものがありますが、今回は触れません)
リスティング広告は検索と連動した広告で、例えば下の画像は「新宿 イタリアン」と検索した時に出てきた検索結果ですが、検索結果の上二つの「広告」とついているものがリスティング広告です。
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このリスティング広告のなにがすごいのかというと広告配信の方法をとにかく細かく設定することが可能で
「新宿 イタリアン」では広告は出すけど、「赤坂 イタリアン」では広告を出さないといったキーワード別の出稿が可能だったり、
下北沢で「イタリアン」と検索している人だけに広告を出稿することも可能ですし、営業時間の9時〜21時の間だけ広告を出すことも可能です。
つまり、今まさに「特定の場所」について「明確な目的」をもって調べている人にだけ広告を出すことが可能な方法です。
設定が難しいという難点はあるものの「地名 ジャンル名」といったキーワードの組み合わせでだけでもリスティング広告を出せば結果は必ず出るのでオススメです。
また、クーポン系媒体のように数万円〜数十万円という高額ではなく数百円単位から広告を出せることも魅力です。

まとめ

なんだかGoogle先生の回し者のようなオチになってしまいましたが違います。
現代では店舗検索の大半はスマホで行われており、スマホの検索の大半がGoogleで行われているのでGoogleを活用しましょうということです。
店舗集客のスタートはやみくもに集客すると失敗する可能性が高いので、ターゲットを限定して集中して集客しましょう。

ちなみにリスティング広告やサイトの設計にお困りでしたら割安でコンサルティングしますのでお気軽にご連絡ください。
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