マーケティングハック

マーケティングやビジネスに関する色々について、WEB関連や業界地図、業界分析を増やしていきたいです。

事業会社のWEB担当者が失敗しない5つのコツ

事業会社でWEB担当になるということ

今回の記事は広告代理店やWEB制作会社から事業会社のWEBマーケッターやWEBディレクターなどのWEB担当に今から転職する or したばかりの人への内容です。
クライアント側に移り「さあバリバリやるぞ!」と思ってスタートしたものの環境の違いに戸惑うことが多い事業会社でうまくやっていくための仕事の進め方を5つ紹介したいと思います。

1.嘘はつかない

中規模~大規模のECサイトやオンラインサービスを提供する事業会社でもない限り大多数の事業会社のWEB担当者は1人~数人程度しかいません。

その割にはWEBでの集客や売上全般の責任を全て負うことになるためプレッシャーもそれなりにあります。その様な環境の中、WEBにまつわる数字は専門用語が特殊なため誰も分からないことが多く数字の改ざんや水増しに関する誘惑が常につきまといます。

しかし、一度改ざんしてしまうと辻褄を合わせるためにその後も帳尻を合わせなくなり、いずれ破綻します。大事なのは状況が悪くなった時の要因を正確に分析して打ち手を明確にすることです。絶対に改ざんはやめましょう。

2.記録を残す

広告代理店や制作会社側にいると関連領域だけ気にしていればよかったですが、事業会社のWEB担当者になるとシステム、製作、広告など幅広い領域を気にしなければなりません。例えばアクセス解析の数字に大きな変化が現れたとき遡って確認するのに記録を残していると確認が楽になったりするので、なるべく記録を残しましょう。

3.誤解されない表現を心がける

WEB関連の数字では同じ意味でも定義が異なれば数字が大きく変わるものがたくさん存在します。全てを説明しても理解してもらえない(又は忘れてしまう)ため企業のKGIを追うために必要な表現だけに絞って話したほうが誤解されません。

4.必要に応じて「やってる感」を出す

WEB業界に長くいると「1日くらいCVが悪くてもたまたまかもしれない」や「月末にいきなり売上が足りないと言われても打てる手はない」といった感覚になりますし、それが事実なのですが事業会社で思ったことをそのまま言うと白い目で見られます。無駄と分かっていてもリスティング広告のクリック単価を強化するなど「やってる感」を出さなければならない時があります。

5.報告の優先順位と実際の優先順位が違うことを認識する

悲しいことに事業会社では理解されないと成果になりません。長期的には顧客IDの管理が大事なのに、実際に評価された施策はボタンの色を変えることだった...なんてことがよくあります。
理解を得られにくい施策をしたい場合は、上司ウケしやすい施策と同時に実施して報告しやすいネタで評価を得ましょう。

まとめ

1~5を呼んでいただければ分かるとおり事業会社のWEB担当者は孤独です。
しかし、広い範囲を大きな最良でコントロールできる楽しみもあるので本記事をうまく活用して、ぜひ楽しんでください。