検索結果の順位が決まる大前提
GoogleやYahoo!で検索した際に表示される順位を上げるためにtitleタグなどキーワードのSEO対策ばかりが取り上げられますが、ある大前提を間違えているとまったく意味がありません。
その大前提とは「サイトのコンテンツが検索ユーザーのニーズを満たしているか」ということです。
例えば、新宿にしか店舗のない飲食店が「お客さんは東京全域から来るから『東京 飲食店』で検索結果の上位表示を狙おう」と考えてうまくいくかと言うと、うまくいかない可能性の方が高いです。
なぜなら『東京 飲食店』で検索しているユーザーは新宿の飲食店の情報が欲しくて検索しているのではなく東京全域の飲食店情報、例えば「東京の美味しい飲食店ベスト100」などの情報サイトや比較サイトの方がニーズを満たす可能性が高いからです。
狙おうとしているキーワードで検索をしてみることが重要
実際に『東京 飲食店』で検索して頂けると分かりますが私の時は1〜3位は情報サイト、4位に飲食店の求人、5位に飲食店の出店のための情報サイトが表示されました。
このことから『東京 飲食店』で検索するユーザーの多くは東京全域の飲食店情報を求めており、次いで求人や出店情報を探しているユーザーが存在している、ということがわかります。つまり新宿の飲食店がいくらキーワードのSEO対策をしたところでユーザーのニーズを満たすコンテンツがなければ上位表示されません。
検索結果はGoogleの商品
Yahoo!もGoogleのシステムを使っているので私たちが普段見る検索結果はほぼGoogleのものと言ってもいいでしょう。
なぜGoogleのシステムが圧倒的に使われているかというと「使いやすい」からです。そのことはGoogleもよくわかっており、自社商品である検索結果はユーザーの「使いやすい」が最も重視されています。
つまりユーザーの使いやすさを向上させるためにも検索結果はユーザーのニーズを満たすものでないといけません。
まとめ
検索結果で上位表示させたい対策キーワードのSEO対策をする前に、まず検索しましょう。そして上位表示されているサイトからユーザーのニーズを読み取り「そもそも自分のサイトはコンテンツが足りているのか?」というところから考えてください。