市場動向、市場規模
監査法人は、会計士が企業の決算や財務状態が適切かどうかを確かめる会計監査等を行っています。
かつては小規模な事務所が多かったですが、現在は大手4法人で8割を超えるシェアを有している状況です。
直近の市場動向は2009年の制度変更(四半期決算、内部統制)に伴う収入増といった特需がなくなった上にリーマンショック以降、新規上場数が低迷していたことで停滞傾向にあります。
しかし。下記の通り新規上場数が上向く傾向にある事に加えてIFRS制度導入による特需が発生する可能性があるため市場は上向く可能性があります。
新規上場数の推移
年 | 新規上場 |
---|---|
2009 | 23 |
2010 | 26 |
2011 | 50 |
2012 | 66 |
2013 | 57 |
2014 | 78 |
参考資料
http://www.tse.or.jp/listing/companies/b7gje6000000pj9r-att/b7gje6000000pjqx.pdf
その他会社四季報など
上位企業の状況
国内は4大監査法人のシェアが圧倒的となっており、またそれぞれ海外の4大監査法人のグループと提携しています。
4大監査法人は、新日本有限責任監査法人(アーンスト・アンド・ヤンググループ)、あずさ監査法人(KPMGグループ)、トーマツ(デロイトトウシュトーマツグループ)、あらた監査法人(プライスウォーターハウスクーパースグループ)で構成されています。