マーケティングハック

マーケティングやビジネスに関する色々について、WEB関連や業界地図、業界分析を増やしていきたいです。

不動産の業界分析・業界地図・市場分析

市場動向、市場規模

不動産業界は用地取得から住居や商業施設の開発までを行うデベロッパーや、物件の売買や賃貸に関わる販売・仲介業者・管理会社が存在しており、企業規模は1兆円規模から数億円と裾野が非常に広いのが特徴です。
直近の動向としては老朽化の進んだ施設の空室率が高い一方で「渋谷ヒカリエ」など注目度の高い新しい施設のニーズは大きいなど二極化が進んでいます。
またネット通販の拡大に伴い大手企業が相次いで物流施設事業に進出しています。

不動産の市場規模は財務省が作成している法人企業統計調査で不動産業界全体の売上高を確認する事ができます。
直近の市場規模は下記の通り減少傾向にあります。

2009 40兆9,764億円
2010 36兆6,315億円
2011 35兆7,123億円
2012 32兆6,816億円

参考資料

法人企業統計調査 調査の結果 : 財務総合政策研究所
※年次を選択し「不動産業」を選択、その後エクセル内にある「売上高」という項目で確認可能。

その他、会社四季報等

上位企業の状況

上位企業は総合不動産の三井不動産、三菱地所、住友不動産がTOP3です。
その他、
総合系では東急不動産、野村不動産ホールディングス、東京建物
不動産流通系では三井不動産リアルティ、住友不動産販売、東急リバブル
アパート賃貸系では大東建託、レオパレス、東建コーポレーション
オフィスビル系ではヒューリック、森ビル、森トラスト、NTT都市開発
などが大手〜中堅として存在しています。

(2015年1月時点)