広告の基本型
広告には基本があり、様々なテンプレートが存在します。
今回はその中でも一番シンプルな「AIDAの法則」を使って説明します。
AIDAの法則とは
AIDAの法則とは購買に至るまでの顧客心理の段階を表した法則で以下の頭文字から構成されています。
Attention | 注意 |
---|---|
Interest | 興味 |
Desire | 欲求 |
Action | 行動 |
広告の基本形はAIDAの法則の順番に内容を並べていくだけです。
広告文のテンプレート
- Attention(注意)
まずはキャッチコピーで人の目を引きます、STEP3にも書いてある手法で言葉にアクセントを加えましょう。
広告文・キャッチコピーにアクセントを加える方法【広告文・キャッチコピーのコツ STEP3】 - マーケティングハック
- Interest(興味)からDesire(欲求)、Action(行動)
ここからの心理段階の変化を誘導する流れはいくつかあるのでパターン別に記載します。
a.ベネフィット提示型
【Interest(興味)】
ベネフィットを含む商品概要によって、ベネフィットによって得られる利益を示唆する
↓
【Desire(欲求)】
ベネフィットの根拠を提示することで得られる利益をより具体的に想像させる
↓
【Action(行動)】
商品の信頼性を高める根拠を記載し、購買を後押し
b.悩み解消型
【Interest(興味)】
不満や不安、不快など悩みを提示して、同様の悩みを持つユーザーの共感を得る
↓
【Desire(欲求)】
悩みの解決策を提示し、そのために必要なものへの欲求を高める
↓
【Action(行動)】
商品のもつベネフィットがいかに悩みを解決するかを示し購買を後押し
c.ワクワク型
【Interest(興味)】
理想の状態を提示して、興味を引く
例:痩せたら彼氏が出来た
↓
【Desire(欲求)】
理想の状態を実現することができる商品の特徴を提示する。
↓
【Action(行動)】
「今だけ」などの限定感で購買を後押し
d.比較型
【Interest(興味)】
成功事例と失敗事例なと正反対のエピソード
↓
【Desire(欲求)】
事例の比較を行い成功するために必要な要素を提示
↓
【Action(行動)】
成功するために必要な商品を提示して購買を後押し
e.物語型
【Interest(興味)】
不安、不遇、不満などを抱える主人公の試練のエピソードを記載
↓
【Desire(欲求)】
商品との出会いによって解消される悩みのエピソードを記載
↓
【Action(行動)】
悩みが解消されたことで得られた未来を提示して購買を後押し
広告には基本形があるので、作り方にお悩みの方は、まず基本形に当てはめるところから試して下さい。