リクルートの2015年予測を元に来年のトレンドを考える
リクルートホールディングスが毎年、来年のトレンド予測を行っているので、その内容をまとめつつ来年のトレンドを考えて見たいと思います。 住宅領域を除くと、その他の領域は社会の変化に伴う需要の増減が大きく影響しています。特に、女性の社会進出（というより労働負荷の増加だと思いますが）に伴い、働いている女性の周辺領域で新たな需要が増加する傾向が強く出ています。来年は働く女性を軸とした新サービスの増加が期待されます。
リクルートのトレンド予測
【住宅領域】
キーワード⇒リノベパーティ
自分たちでリノベーションをするトレンドが生まれつつあり、仲間と一緒にパーティ間隔でリノベーションが実施されると予想。
【飲食領域】
キーワード⇒部ランチ
子育て世代の女性の就業率が上昇しており、企業内の懇親行事が夜から昼へ移行するケースが増加している。
【出産・育児領域】
キーワード⇒保けいこ
共働き世帯は増加しているが、子供のおけいこにーずは依然として高い状況から、送り迎えを始めとしたおけいこ支援サービスが活性化すると予想。
【美容領域】
キーワード⇒サバ美ーマン
ミドルエイジ世代を中心に身だしなみやケア意識が上昇傾向にあり男性美容マーケットが拡大。職場に美容に厳しい女性が増えたことが影響している。
【社会人学習領域】
キーワード⇒ママ喜業
子育経験を元にした、開業が増加している。小規模なものであってもSNSでの拡散などによって事業が成り立っている。
【進学領域】
キーワード⇒ロンキャリ女子
結婚、出産しても勤務し続けたいロングキャリア志向が学生のうちから高まる傾向にある。
【独立・開業領域】
キーワード⇒親子独立
複数人で独立する場合、親子で独立する割合が増えており、技術を持つ親とIT知識が豊富な子の組み合わせなど相互に補完しあう関係での独立が増えている。
