アンカリング効果
一番最初に見た数字やデータを重視して意思決定する傾向にあること。
使用例:値段ではなく期間限定を先に認識させることで購買意欲を高める。
ハロー効果
一つ目立つ特徴を認識してしまうと、全ての要素がその目立つ要素に引っ張られること。
使用例:見た目をスタイリッシュにすることでスペック以上の印象を与える。
初頭効果と親近効果
最初(初頭効果)と最後(親近効果)に受けた印象が最も記憶に残ること。
バンドワゴン効果
みんなが使っている、流行しているという印象を受けると物事を好意的に捉えること。
使用例:業界ナンバー1、40代女性支持率90%、など
同調効果
人と違う行動をとっていると不安になるが、同じ行動をとっていると安心感を覚えること。
社会的証明の原理
他人の行動に自身もつられてしまう減少。
単純接触効果
接触する機会が増えると好意を持ちやすくなること。
気分一致効果
そのときの気分によって受け入れる情報が代わること。
使用例:複数回、定期的に接触することで自社の提案とユーザーの気分が一致する確立を上げる。
ウィンザー効果
情報の発信源よりも、第3者を介して聞いた情報の方が影響力が高いこと。
使用例:口コミ
バーナム効果
誰にでも当てはまるあいまいな内容を突きつけることで、自分のことを正確に言い当てられたと認識してしまうこと。
使用例:LPでターゲット全般に当てはまることを記述することで、「このサイトは自分のことを分かっている」と思わせることができる。
スノッブ効果
入手困難なものほど欲しいと思う人が増え、どこでも手に入るものの需要は薄れること。
カクテルパーティー効果
無意識のうちに自分に関係する情報を抽出する傾向にある。
使用例:システムによる配信でもメールなどに出来る限りユーザーの指名などを入れると効果的。
ヴェブレン効果
ブランド品など所有すること自体がステータスになるものを入手することで顕示的消費欲を満たすこと。
保有効果
手に入れたものに対して、入手前よりも価値を感じること。
損失回避の法則
利益の獲得よりも損失の回避を優先すること。
使用例:使わなかったことで発生するデメリットを訴求する。
マッチングリスク意識
自分にマッチしなかった時のリスクを考えて商品購入を躊躇すること。
決定回避の法則
あまりに選択肢が多いと決定することを避ける現象。
現状維持の法則
選択肢が多すぎるときは普段と変わらない選択をしてしまうこと。
松竹梅の法則
複数の選択肢を与えられたとき、一番無難に見える選択肢を選ぶこと。松竹梅の場合中間の竹が選ばれやすい。
テンションリダクション効果
大きな決断、困難な目標達成した後の緊張が緩和された状態。この状態になると購入のハードルが下がる。
使用例:高価な物を購入した後に安価な商品を提示すると購入しやすい。
カリギュラ効果
禁止されると、かえってやりたくなってしまうこと。
フレーミング効果
視点を変えることで、同じ意味でもまったく受ける印象が変わること。
シャルパンティエ効果
単位を変えると印象がまったく代わること。
使用例:1kgと1000g
ツァイガルニク効果
未完了なものの方が印象に残ること。
使用例:意図的に情報を途中で途切れさせると印象に残りやすい。
権威への服従原理
権威のある人(医者など)の言動に無意識に従ってしまうこと。
返報性の原理
人は無償の物やサービスを受け取るとなにかしらのお返しをしなければならないと感じてしまうこと。
認知的不協和
矛盾する2つの感情を抱えると不快感を頂くこと。認知的不協和を解決する提案に飛びつく傾向にある。
使用例:食べ過ぎると胃もたれするのが分かっているが食べたい⇒食前に飲んでおくと胃もたれを軽減する胃薬
ベビーフェイス効果
丸顔、多いな瞳、広いおでこなど幼児に共通する顔立ちは幼児のような純真無垢な印象を受けること。
フォールスコンセンサス
人は自分と同じ考えを持っている。自分の感覚が一般的だと思ってしまうこと。
罰への欲求
幸運続きの状態を不安に思う心理。
使用例:メリットばかり訴求すると信頼されないため時にはデメリットも提示する。
コンコルド効果
中途半端な状態になることに心理的ハードルを感じること。
使用例:購買では「あといくらで送料無料」などが当てはまる。
エピソード記憶
経験と共に共有される情報は強く記憶にのこること。