- 集客のためのストーリーには「信頼」されることが重要
前回の価格以外の要素で人を惹きつける - マーケティングハックで、集客では「ストーリー」が重要と書きましたが、伝えるべきストーリーを考える際に重要なことはなんでしょうか？
私は、「信頼」されることだと思います。
当たり前ですが人は誰もが失敗したくありません。そのため「失敗するかもしれない」相手からは物を買うことにハードルを感じますが、その一方で「ここにお願いすれば悪い様にはならない」と感じている相手に対しては上記と比べて気軽に支払えます。
ただし、難しいのは一方的に伝えても信頼はなかなか得られないという点です。
例えば
「長野県⚪︎⚪︎村の鈴木さん(写真付き)が丁寧に育てたカボチャを使用して、添加物を一切使用していないパンです」
という説明が商品に添えてあるとします。
短期的には迷ってる顧客の購入への意志を後押しすることが出来て悪くはないのですが、記憶に残って長期間信頼を得られるかと言うと弱いですね。
その点、前回触れたスターバックスの人に対する投資の姿勢を知るとどうでしょうか？「これだけスタッフを大事にしている会社なら顧客に対しても大事にしてくれるはず」と考える人が出てもおかしくありません。自分が大事にしてもらえるお店なら周辺のお店より高くても行きたくなりますよね。
「信頼」はメリットを直接的に伝えるよりもエピソードや場合によってはデメリットを正直に伝える誠実さで得られる場合があります。
〈参考記事〉
少し内容は違いますが、安さ以外で勝負するなら…と考えていたら本エントリになりました
