企業の安全性は貸借対照表を使って分析します。
貸借対照表は
- 資産
- 負債
- 純資産
の三つで構成されており、表の左側が資産、右側が負債・純資産となっています。
企業が経済活動を行うためには元手が必要になりますが、その「出所」が記載されているのが右側の負債・純資産となっています。
一方で、資金を調達出来たら今度は元手を増やすために事業に必要な原料や機械を購入したり、金融商品を保有するなど元手を「運用」することで事業の成長を試みます。この「運用」中のものが左側の資産に当たります。
貸借対照表は左右で必ず一致するため「バランスシート」とも言われています。
また、元手の「出所」である負債と純資産には明確な違いがあり、負債はいずれ返却しなければならないもの、純資産は企業が解散でもしないかぎりは返却する必要のないものとなっています。
以上がざっくりですが、貸借対照表の仕組みです。