・自社名
・自社ブランド名
自然検索で1位を取れるこれらのブランドワード(指名ワードとも言う)では、リスティング広告を出稿しないという判断もアリですが、中には競合企業がこれらのワードを購入してきたため自衛のために出稿せざるを得なくなったという経験をお持ちの方もいらっしゃるかと思います。
私もつい先日同様の事態に直面し、対処例はないのか検索したのですが具体的なものがなかったので、公開します。
ちなみに、Yahoo!はコンテンツ不足を指摘(Yahoo!に申請)することで広告を落とせる場合がありますが、Googleは基本的に媒体はノータッチなので当事者間で解決するしかありません。
私(弊社)が取った方法は、簡単に言うとファーストアクションは「弊社のブランド名で御社の広告が出ちゃってますけど、これってなにかの手違いじゃないですか?」と問いかけてみることを選択しました。
広告が出稿されている理由ですが、①本当に手違い、②広告代理店が勝手に出稿している、③見つかるまではとりあえず出稿してみるというスタンス、④確信犯、あたりが想定されますが①〜③は上記の問いかけで出稿は取りやめてもらえる可能性が高く、相手の神経も逆撫でしません。
実際、私のケースでも返信こそなかったですが即日競合企業の出稿はなくなりました。
これでも解決しなければ、「出稿をやめてくれないと、弊社も御社名で出稿します。本来広告費をかけなくていいブランド名などのブランドワードで広告費をかけるのはもったいなくありませんか?お互い出稿しないという取り決めをしませんか?」と多少警告の色を出してもいいかもしれません。
対アフィリエイターさんには最初から警告書を送りつける過激な企業もあるようですが、こじれると損するだけなのでなるべく穏便に済ませたいものです。
なにかのお役に立てれば幸いですが、あくまでも私の場合に置ける成功例なので参考程度にお読みください。